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現状を知り、いろんな提言をすることによって、よりよい奄美になってくれたらと思います。 ** (●^∇^●)/ ** 承認制ですが、コメント書き込めるようにしました。返事は致しませんが、気軽にコメントください。 また、ブログ専用のメールアドレスもあります。ご意見、感想、提案など、お待ちしています。下記アドレスからメールを送ってください。返事はいたしませんが、ブログの中で還元していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 amami-yamaへのメール 気軽に、メールくださいね♪ 検索
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2008年 05月 25日
奄美の格言に『山は水のおかげ、人は世間のおかげ』という言葉があります。
山(森)は水(雨)のおかげ、人(自分)は世間(社会)のおかげという 感謝の心を持って生きなさいという意味だろう。 奄美は雨の島である。年間降水量の平均は名瀬で2,900mm、 東京都心は1,400mmであるから東京の約2倍の雨が降っている。 奄美大島の森林面積は69,000ha(東京ドームの53,000個分)で 南西諸島では最大の森林面積を持ちこの大量の雨を受けとめ、保水している。 奄美大島は約500万年前に大陸から分離したため、 大陸で絶滅した動植物種の多くをこの森が命のゆりかごとなり守ってくれた。 私はこの格言に生き物は森のおかげという言葉も付けたい。 このように他に類を見ない希少野生動植物の多い自然があるので奄美では、 国立公園や世界遺産への計画が進められている。 ところで皆さんは25~30年以前の山々を覚えていますか? 山々は通称“バリカン刈り” と呼ばれる皆伐で丸裸にされ 赤土が露出した禿山(はげやま)が各地に出現し、 森には伐採木の搬出に使われる伐採林道が網の目のようにでき、 最盛期にはチップ工場が6箇所ほどあった時代です。 チップ工場とは伐採した樹木を紙の原料とするために細かく砕いた木片である “チップ”を造る工場のことで、このチップを本州地方にある製紙(パルプ)工場に 運び紙が製造される。 また当時龍郷町市理原と住用村市崎の2箇所でゴルフ場建設計画も起った。 この頃は奄美の経済を支えていた大島紬の生産額が減少しだし、 代わって奄美群島振興開発特別措置法(略称:奄振)による建設業が伸び、 公共工事で環境破壊が進んだ時期でもありました。 (むかしうさぎ)
by amami-yama
| 2008-05-25 14:22
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